2018.05.02
魅惑の組み合わせ!チョコレート×ピーカンナッツはなぜおいしいのか
わたくしどもサロンドロワイヤルは1935年から続く老舗チョコレート専門店です。
長い歴史のなかで選び抜かれたこだわりの素材、おいしさを追求し研鑽され続けた製法によって丁寧に、そして想いを込めて珠玉の商品の数々をお送りいたしております。
そんなサロンドロワイヤルで一番の人気を誇るのがピーカンナッツチョコレートシリーズです。アーモンドやピーナッツと比べて日本ではまだあまり馴染みのないピーカンナッツですが、なぜこんなにも愛され続けているのでしょうか。
今回はピーカンナッツとチョコレートの至高の組み合わせの魅力について、余すところなくお伝えいたします。
こだわりの素材“ピーカンナッツ”とは
まずはピーカンナッツについての説明です。
ピーカンナッツは北米南東部原産のクルミ科のナッツです。アメリカミシシッピ川沿岸地域に自生していた植物で、インディアンたちの貴重な食材のうちの一つだったと言われています。後にアメリカ大陸からヨーロッパに渡ったピーカンナッツは品種改良や収穫技術の発達に伴い、商業ベースでの生産が可能となっていきました。
特に原産国アメリカにとっては、アポロ宇宙計画にフレッシュフードとして持ち込まれたほど国民に愛され、アメリカを代表する食品の1つとなっています。
ピーカンナッツの噛みやすいほろほろとした食感と、くるみの独特なクセと苦味を少しマイルドにした風味は汎用性に富み、様々なレシピに利用することができます。
サロンドロワイヤルのピーカンナッツチョコレートシリーズでは、ピーカンナッツをチョコレートで直接コーティングするのではなく、キャンディコーティングが施されたピーカンナッツをチョコレートでコーティングしております。
このひと手間が施すことで独特な苦味・渋味がさらに抑えられ、カリッとした口あたりの良い食感が得られます。
チョコレートを引き立てる ピーカンナッツの”ちから”
それではチョコレートとピーカンナッツのマリアージュの魅力について詳しくお伝えします。
主役はあくまでチョコレートですから、チョコレートの持つ香味、甘さ、口どけという魅力をパートナーとなる素材がどこまで引き立てるかが重要になります。
まず、香味と甘さについてですが、キャンディコーティングされたピーカンナッツは苦味・渋みが抑えられたクセが少ない上品な味わいに仕上がっています。チョコレートと組み合わせる素材が香ばしすぎたり、苦味が強すぎたりすると、チョコレートの香味、甘さを堪能する際に邪魔になってしまいますが、キャンディコーティングされたピーカンナッツはチョコレートの香味、甘さを邪魔することなく、より膨らみのある味わいへと引き立ててくれます。
次に口どけですが、以前紹介した通りチョコレートを美味しく楽しむためには口どけは非常に重要な要素のひとつになっています。
▼読んでない方は是非お読みくださいね♪
もしチョコレートのパートナーとなる素材が非常に堅く、歯ごたえのあるものだったらどうでしょうか。チョコレートの滑らかな口どけを堪能したいのに、ガリガリ、ボリボリといった歯ごたえばかりが目立ってしまいます。しかし、ピーカンナッツはアーモンド等と比較して非常に柔らかいナッツなので、その歯ごたえはサクッサクッとしたものです。また、ほろほろとすぐに細かく砕けていくのでチョコレートの滑らかな口どけを堪能しつつも、染み透るような歯触りを楽しむことができます。
サロンドロワイヤルのピーカンナッツチョコレートシリーズをお召し上がりの際には是非、チョコレートの甘さ、香味、口どけをピーカンナッツがいかに引き立て、より膨らみのある味わいに仕上げているのかをお楽しみください。