2月14日になぜチョコレートを?バレンタインデーの歴史について - チョコレートブログ|チョコ通販サロンドロワイヤル

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  • 2024.12.25

    2月14日になぜチョコレートを?バレンタインデーの歴史について

    私達の生活の中でも、一般的なお菓子であるチョコレート。

     

    そんなチョコレートが普段よりも注目される日といえば、バレンタインデーです。

     

    好きな人にチョコレートを贈り、思いを告げるというのが一般的なバレンタインデーのイメージですが、この風習がどのように定着したかご存知でしょうか?

     

    今回は、バレンタインデーが日本にどうやって定着したのか、その歴史をご紹介しましょう。

    バレンタインの起源について

    バレンタインデーの起源には、いくつか説がありますが、キリスト教の司祭であった聖バレンタイン(ウァレンティヌス)がもっとも知られています。

     

    聖バレンタインは、皇帝の命令に背き、恋人たちの結婚を秘密裏に執り行ったため、処刑されてしまいました。そんな聖バレンタインが殉教をした日である2月14日が、バレンタインデーとったのです。

    イベント化したのは14世紀以降です

    バレンタインデーは聖バレンタインの命日ですので、元は聖人を偲ぶ厳かな宗教的な日でした。

     

    いつから聖バレンタインが恋人の守護聖人となり、「恋人たちの記念日」として広まり、現在のようにイベントとなったのか、はっきりしたことは分かっていません。

     

    その後、聖バレンタインは愛の守護聖人として、恋人たちに崇拝されるようになります。

     

    中世の14世紀ごろより、2月14日に恋人たちがプレゼントやカードを交換する習慣が広まっていったと考えられています。

     

    さらに、ヨーロッパからの移民がアメリカ大陸にも伝わっていき、恋人同士が贈り物をしあう習慣が定着していったと考えられます。

    日本でのバレンタインデーの歴史

    現在の日本では、バレンタインデーは女性が男性にチョコレートを送り、気持ちを伝える特別な日とされています。

     

    毎年バレンタインデーが近づくと、各店舗でさまざまなチョコレートが並び、買い求める女性たちでにぎわいます。

     

    日本でのバレンタインデーは、どのような歴史をたどってきたのでしょうか。

    バレンタインデー文化は戦後から始まる

    日本で最初にバレンタインデーが伝わったのは、第二次世界大戦後の昭和30年前後です。

     

    「バレンタインセール」と銘打った、百貨店による新聞広告が載るようになったのが最初だと言われています。

     

    バレンタインデー文化を取り入れ、海外のようにバレンタインデーに恋人同士や、家族、親しい人たちとプレゼントを交換することを狙いとしたものでした。

     

    当時のプレゼントはチョコレートではなく、衣類や化粧品などが想定されていたようです。

     

    女性から男性に贈り物をするという考えもそれほどありませんでした。

     

    チョコレートを贈る風習は、昭和30年後半ごろから少しずつ広まっていったものです。

     

    チョコレートを考案したと言われている企業は複数あります。

     

    児童や学生の間でチョコレートを贈って告白をすることが広まったとされています。

     

    昭和40年代には、女性から男性にチョコレートを送る習慣が定着していきました。

    海外のバレンタイン事情はどうなっている?

     

    世界各国のユニークなバレンタイン事情をご紹介します。

     

    日本とは異なる愛の表現方法や、国によって様々な文化や習慣があります。

     

    フランス

     

    フランスのバレンタインは、日本とはまったく異なる文化があります。

     

    男性から女性へプレゼントを贈る習慣があり、チョコレートではなく赤いバラの花束が定番となっています。

     

    また、恋人や夫婦の間だけで祝う特別な日として位置づけられており、日本のような義理チョコや友チョコの文化はありません。

     

    具体的には、男性がバラの花束や香水、ランジェリーなどをプレゼントし、ロマンチックなディナーに誘うのが一般的です。

     

     

    アメリカ

     

    男性から女性へプレゼントを贈る習慣があり、チョコレートだけでなく、バラの花束やアクセサリー、ぬいぐるみなどを贈ることが一般的です。

     

    また、恋人や夫婦の間だけでなく、家族や友人にも感謝の気持ちを伝える日として親しまれています。

     

    具体的には、男性がレストランで特別なディナーを予約したり、手作りの料理でもてなしたりするなど、さまざまな形で愛情表現をします。

     

    学校では子どもたちがクラス全員でカードを交換し合うなど、楽しいイベントとして定着しています。

     

    イタリア

     

    男性から女性へプレゼントを贈る習慣があり、真っ赤なバラの花束が定番となっています。

     

     

    男性がバラの花束やアクセサリー、ランジェリーなどをプレゼントし、ロマンチックなディナーに誘うのが一般的です。

     

    レストランは予約が必須で、年間で最も予約が取りにくい日とされています。

     

    特に和食レストランが人気で、カップルたちの特別な外食スポットとして注目を集めています。

     

    スコットランド

     

    スコットランドのバレンタインは、恋人がいなくても楽しめる特別な日として位置づけられており、街中で合コンパーティーが開催されます。

     

    また、同じ数の男女が集まって名前を書いた紙のくじを引き、ペアとなって一緒に過ごすというパーティーが定番となっています。

     

    具体的には、バレンタイン当日に開かれる合コンパーティーで恋人や結婚相手を探すことができ、このパーティーがきっかけで結婚する人も珍しくないとされています。

     

    サウジアラビア

     

    サウジアラビアは、イスラム教の教えにより、バレンタインを祝うことが長年禁止されてきました。

     

    宗教警察が店頭からバレンタイン関連の商品を撤去し、赤いバラや赤い包装紙なども販売できないという厳しい規制があったのです。

     

    具体的には、バレンタインを祝った人が逮捕されたり、赤いバラが闇市場で高額取引されたりするなど、厳しい取り締まりが行われてきました。

     

    ただし、最近では若者を中心に密かに祝う人も増えており、規制も少しずつ緩和される傾向にあります。

     

     

    韓国

     

    韓国のバレンタインは、女性から男性へチョコレートを贈る習慣がありますが、特徴的なのは「バスケットチョコレート」という豪華なプレゼントスタイルです。

     

    チョコレートやぬいぐるみなどをかごに入れて華やかにラッピングし、その見た目の大きさや豪華さで想いの深さを表現します。

     

    具体的には、カップルがレストランやホテルで特別なディナーを楽しんだり、毎月14日を記念日として祝ったりします。

     

    特に面白いのは4月14日の「ブラックデー」で、バレンタインとホワイトデーに恋人ができなかった人たちが黒い服を着て集まり、黒いジャージャー麺を食べて励まし合います。

     

    ホワイトデーは日本発祥

    バレンタインデーと対になるホワイトデーですが、実は欧米ではホワイトデーという日はありません。

     

    欧米諸国では、バレンタインデーは恋人同士や親しい人同士でプレゼントを贈り合う習慣があるからです。

     

    そのため、ホワイトデーは実は、日本独自のイベントです。

     

    ホワイトデーは「贈り物をもらったらお返しをする」という日本ならではの考え方から生まれたもので、洋菓子会社各社がキャンペーン広告を打ち出したことがきっかけと言われています。

     

    近年では日本だけでなく、韓国や中国、台湾にも広まっています。

    日本でのバレンタインデーの歴史、2000年以降

    インターネットの普及により海外の文化も広まった影響か、今ではバレンタインデーは徐々に海外の文化のものに近づきつつあります。

     

    女性から男性に贈るだけではなく、男性から女性に贈ることも、いわゆる「友チョコ」として同性の友人に贈ることも増えました。

     

    海外で定番の贈り物である花束やジュエリーなどを選ぶ人もいますが、やはり日本でバレンタインデーの贈り物といえばチョコレートであり、根強い人気を誇ります。

     

    ネット通販により高級チョコレートも取り寄せやすくなり、昔に比べて贈り物としてのチョコレートはバリエーションが豊かになりました。

     

    サロンドロワイヤルの通販で扱っている各種チョコレートは、そんな贈り物として好評を博しています。

     

    上品な甘さと柔らかい独特な歯ごたえが魅力のピーカンナッツチョコレートを始めとし、フリーズドライされた苺をまるごと使ったストロベリーチョコや奥行きのある和風の味わいが楽しめる抹茶チョコなど、バリエーションは豊かです。

     

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    バレンタインチョコレート