2024.01.24
チョコレート界の権威「C.C.C」とはどんな組織?
チョコレートの品評会に関わっている団体の一つに「C.C.C」というフランスのショコラ愛好家の団体があります。
C.C.Cは歴史ある団体であり、チョコレート愛好家にとって所属するのは一種のステイタスと考えられています。
今回は、C.C.Cとはどのような組織なのか、どのような賞があるのかなど、C.C.Cについて解説しましょう。
C.C.Cとは
C.C.Cは、フランスのショコラ愛好家の団体で、正式名称は「Club des Croqueurs de Chocolat(クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ)」です。
日本語に訳すと「チョコレートをかじる人たち」という意味です。
なお、「シーシーシー」ではなく、フランス風に「セーセーセー」と読みます。
C.C.Cの歴史は古く、1981年に料理評論家のクロード・ルべという人が中心になって設立されたクラブです。
当初のメンバー数は6人でしたが次第に人が増え、現在は料理評論家以外にもショコラティエやパティシエといったお菓子職人や、ジャーナリストや作家、農家など様々な職種の人が所属しているようです。
そんなC.C.Cは、定員数は最大150人と決まっており、気軽に入会できない権威のあるクラブとなっています。
C.C.Cの活動内容について
C.C.Cの主な活動は、チョコレートの品評や格付け、ガイドブックの発行、おいしく食べるための情報発信です。
ここでは、品評会とガイドブックについてご説明しましょう。
C.C.Cの賞
C.C.Cは、毎年世界中のチョコレートを品評し、優れたチョコレートに賞を授与しています。
授与式はフランスが行っているチョコレートの祭典である「サロン・デュ・ショコラ」で行われており、非常に注目度の高いイベントの1つです。
C.C.Cの賞は「タブレット」「お気に入り」「特別賞」の3種類があり、タブレットはC.C.Cの中でも特に注目されています。
タブレットには5種類あり、「金のタブレット」がC.C.Cの最高賞です。
近年では、日本のショコラティエである小山進氏が5年連続金のタブレットを受賞したことで話題になりました。
C.C.Cのガイドブック
C.C.Cは、毎年「LE GUIDE」というガイドブックを発行しています。
このガイドブックには、CCCの審査員が品評したチョコレートが掲載されています。
5タブレットでの評価やお店の住所に加え、チョコレートの選び方や食べ方などの情報も掲載されています。
地方別に掲載されているので、フランスでチョコ食べ比べをする際にお店の情報を調べやすいのも特徴です。
サロンドロワイヤルも過去受賞歴あり!
そんなC.C.Cの品評会ですが、実はサロンドロワイヤルでも過去に受賞歴がございます。
2017年には最高位であるゴールドタブレットを受賞し、2018年には「Award de l’Excellence(外国人最優秀部門)」を受賞。
そして2019年にはサロンドロワイヤル銀座が優れたショコラティエ100選である「Les Meilleurs des Meilleurs(Best Of Best)」にも選出されております。
通販ではC.C.C選出のチョコレートは購入できませんが、日本最大のお菓子の展示会である全国大菓子博覧会で金賞を受賞したココアミルクチョコレートはお買い求めいただけます。
こちらももちろん味に関しては優れた一品ですので、ぜひお買い求めください!
まとめ
C.C.Cは、チョコレート愛好家にとって憧れの存在です。C.C.Cの賞やガイドブックは、チョコレートの品質を判断する重要な指標となっています。
サロンドロワイヤルは、日本の老舗として海外でも通用するチョコレートを皆様にご提供しております。
通販はもちろん、最寄りに店舗がございましたらぜひお立ち寄りください。
いつものチョコレートとは一味違ったチョコレートをご提供させていただきます。